News&Topics

ホーム> News&Topics> どうなる「Green Fes」緊急事態宣言がでた!

どうなる「Green Fes」緊急事態宣言がでた!

グリーンフェス2020

【ご近助コンシェルジュ 宮崎・宮前平・神木・けやき平地区担当/南、2021年1月10日 記】

はじめに・・・
この記事を書き終えた12月末頃、年末にまたコロナ感染者が増え、そして2021年1月8日に再び緊急事態宣言が発令されました。今改めて、宮前グリーンハイツ自治会の皆様の活動を取材できたことに縁を感じています。この記事が誰かの気持ちを明るくし、自治会の活動をたくさんの方に知ってもらえたら嬉しく思います。

-------
2020年12月19日、宮前平グリーンハイツ自治会 文化育成部 部長 布施 千春さんに2020年度の自治会のイベント活動についてお話を聞いた。

宮前平グリーンハイツ自治会は1号棟から55号棟まである総戸数1015戸の大きな集合住宅をまとめている自治会。
2020年度、自治会は大きな変化を迎えていた。2020年度からクリスマス会と文化祭を「Green Fes」という年一回の大きなお祭りとしてまとめ、初開催する予定になっていたのだ。

しかし、コロナウィルスの感染が広がり、2020年4月に緊急事態宣言。同自治会では、これまで「桜まつり・夏祭り・餅つき大会」などの大がかりなイベントも毎年行っていたのだが、全て中止となった。そして、初開催の「Green Fes」もまた、開催そのものが暗礁に乗り上げてしまった。


それでもなにかをやりたい!

これまでのグリーンフェス

2020年7月「Green Fes」担当の文化育成部はようやく話し合いを持つことができた。
その会議で、残念ながら「Green Fes」の開催は中止を決めた。

それまで18年以上続いている自治会の活動で文化祭が行われないのは初めてのことだ。
これまで文化祭で恒例となっていた、「作品展示会」があったのだが、2019年は、会場のある16号棟の耐震工事で作品展示はできなかった。
もし、今年「Green Fes」をやらないとなると2年連続で作品の展示は開催できないことになる。

なにかをやりたい!同部長の布施さんは考えていた。
毎年の作品の展示会を楽しみに、作品づくりをしている人もいる。
なんとか作品を展示する方法がないかと、同部会で話し合いを続けた。


参加者がいるのだろうか。作品はあつまるのか。

紙上作品展示会

2020年度8月、話し合いの結果「Green Fes 2020」〜紙上作品展示会〜の開催を決めた。
当初はネット開催も考えたが、ネット環境がない人もいる。会員全てが見られるよう紙を選んだ。

そして、2020年度9月。作品の募集を呼びかけるポスターをグリーンハイツの棟の掲示板に貼りだした。
不安だらけだった。そもそも作品は生で見るもの。作者とのふれあいなどを大切にしてる出品者さんもたくさんいる。小さな印刷物で表現する「Green Fes 2020」〜紙上作品展示会〜に参加してもらえるだろうか?

しかも、これまでにない、写真か写真データでの作品の募集。
グリーンハイツの参加者には高齢者も多く作品をデータ化できない方もいる。

そこで、これまでの参加者に手紙をだし、参加をお願いしたりもした。
作品を写真・データ化できない方には、副部長宅のポストに作品を入れてもらい、写真をとって自宅のポストへ返却するという人海戦術で、直接会わないよう一つ一つ作品を集めていった。

こうして、9月~10月の2か月をかけ、31名から54枚もの写真が集まったのだった。

そして2020年度12月。再びコロナウィルスの勢いが増してきていた。
部員が集まることは控え、できあがった「Green Fes 2020」〜紙上作品展示会〜を、布施さんは娘さんとともに2人でポストへ投函してまわった。


素敵なサプライズ

手紙

コロナの中、工夫を重ねて作り上げた「Green Fes 2020」〜紙上作品展示会〜。
素敵なサプライズが届いた。

【ある参加者からの手紙】
「はじめての紙上作品展示会。
どのように出来上がるのか楽しみに待っておりました。・・・・不安な毎日を過ごしていた今年の日々 ここで喜びを頂き思いきって参加して うれしく感謝しております。」

布施さんはこの手紙を見てこう感じたと言う。
「お手紙を読んだ時、思いが通じたと、心から嬉しかった。都内のある自治会では、会費を返却し、活動を中止したといったような話が会議ででたこともありました。そんな中でも、できることをやろうと活動してきて、ようやく形になった「Green Fes 2020」〜紙上作品展示会〜だったのです。」


想いは届く

布施さんとお話しする中で何度も出てきたお話がある。

「コロナウィルスに対する恐怖や不安は人それぞれ。事情も違うから。」

活動は、LINEで話し合い、活動参加に不安を感じる部員には無理をさせないよう心がけたという。

コロナの中「Green Fes」の活動をつづけた宮前グリーンハイツ自治会。でもこのイベントは自治会だけが動いたからできたのではない。作品を出品してくれた参加者の力もあって、見てくれる人もいて、はじめて紙上展示会は成立したのだと思う。

コロナの中、やりたくてもやれないもどかしさを皆抱えている。でも、これまで通りできなくてもいい。できることを小さくても行動し続けることが大切なんだ。動いていれば、形は変わっても、想いはちゃんと伝わるんだと感じた取材だった。

「来年のことは考えてるんですか?」と聞くと活動は一年ごとにメンバーが変わるとのことで「来年はまた別のメンバーになります。来年は来年でまた新しく考えていくと思います。」笑顔で話していたのが印象的だった。

来年もまだまだどうなるのか見えないが、やろうという気持ちがあれば活動は続いていき、想いが伝わり、他の誰かの活動に繋がり、そうやってお互いに支え合えるのだろうと思う。

最後に・・・
取材にご協力いただいた宮前平グリーンハイツの自治会の皆様、本当にありがとうございました。来年の活動もまた楽しみにしております!

****************
宮前平グリーンハイツ自治会の連絡先をお知りになりたい場合は
宮前区役所地域振興課までお問い合わせください。
044(856)3135
*****************


to top