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地域でお気に入りの場所を探す

7/18開催 あそびのひろば@タコ公園

【ご近助コンシェルジュ 初山・菅生・水沢地区担当/まゆみ、2021年8月30日 記】

こんにちは、菅生・初山地区担当のまゆみです。
コロナで外出や人との約束を控える日々が続いていますが、皆さん無事にお過ごしでしょうか。身体を動かせなかったり、思いっきり声を出せなかったり、大人も子供も同じように知らない間に積もり積もっているものがあると思います。

今回は、「ホッとスペース・和(わ)」山田千鶴さんの活動についてご紹介します。
先月7月18日、蔵敷自治会の会長・森川多供子さんよりお声掛け頂いたのがきっかけで、タコ公園(鷲ヶ峰公園)で開催されたイベントへ取材に行ってきました。

【写真:7/18開催 あそびのひろば@タコ公園】


あそびのひろば

イベントのチラシ

ジリジリと暑い夏の午後。30度を超える気温、広報も口コミだけにもかかわらず、続々と子供達が集まってきました。
受付で検温してカードをもらい、遊びがスタート!輪投げにまと入れ、釣り、ラインボールなどゲームを制覇していきます。点数を集めて、最後はお土産とお菓子と交換です。「簡単なゲームだけれども、小さい子もできて、そしてみんながいると楽しい。」と山田さんは話します。いろんな催しが中止や縮小になる中で、気軽に参加出来る久しぶりのイベント。子供達も、保護者の方々も、そしてボランティアでサポートしてくださった運営の皆さんも、とってもいい笑顔でイキイキした姿が印象的でした。
束の間の時間でしたが、普段のタコ公園で、いつもとちょっと違う遊び方ができるのも新鮮だったでしょうし、「誰かが準備してくれた特別な場所」そんな風に受け止めてくれたんじゃないかと思います。

【写真:イベントのチラシ】


居場所をつくる 〜子供の遊び場にも、いくつかの選択肢を〜

蔵敷自治会館にて。左から瀬尾会長、山田さん、森川会長。

主催者・山田千鶴さん(写真中央)は菅生在住。20年以上前からこどもに関わる仕事に携わる中で、いじめ問題には特に心を痛め、カウンセリングの勉強をしたそうです。2020年、仕事を辞めたのをきっかけに、気持ちを同じくする仲間と「ホッとスペース・和」の活動をスタートしました。今年、公益財団法人 かわさき市民活動センターの助成金を受け、このタコ公園のイベントが初めての取り組みになりました。

「菅生の地域も核家族で共働き世帯が多くなり、シングルの世帯も散見されます。細切れの時間の中、とてもタイトでギリギリのところで頑張っている保護者の姿を見てきました。地域社会や身近なコミュニティでの関係性が薄れている中、保護者が安心して弱音を吐ける場所がありません。保護者が信頼して相談できる場所が必要です。

私は『保護者の安心は、子供の安全』に繋がると考えています。『ホッとスペース・和』が、大人にも子供にも安心できる居場所になるように努めていきたい。」山田さんはそう語ります。

限られた活動資金の中で、どこでどのように開催するか。これがとても大事。この取り組みに稗原団地自治会の会長・瀬尾為明さん(写真左)は、快く公園での実施を受け入れ、自治会館の備品を貸し出してくださいました。

また、8/25(水)にも「ホッとスペース・和(※緊急事態宣言中のため、遊びはなしでテイクアウトでの食事を提供)」を蔵敷自治会館にて実施しました。蔵敷交差点からすぐ、平瀬川沿いにある蔵敷自治会館は、昔から地域のボランティア活動の団体には会館を無料で貸しています。山田さんの活動については、民生委員さんをはじめ地域の色々な方々から賛同の声が上がり、快諾でした。
このイベントを終えて、蔵敷自治会の会長・森川さん(写真右)からは「ガーランドで装飾したこんなかわいい会館なんて初めて!年末には消防団の見回りの拠点となり険しい顔を持つ自治会館。祭りや盆踊りの時はみんなの控え室だし、色々あって良いのだなぁと思った。」という感想が上がりました。

大人がお茶やお出掛けするのに選択肢があるよう、子供にも選択肢が必要。「今日はここ!明日はあそこ!」楽しく安全に遊べる場所、お気に入りの場所の存在は、大人になってからも心の支えになるはずです。「ここに来れば、話を聞いてもらえる」そんな安心感をあたえられる存在になれればと山田さんは考えます。

◯公園
◯わくわくプラザ(放課後・土曜・長期休業時)
◯こども文化センター
◯他 …あればあるほどいいよね?

私の活動「めぐみ焼菓子店」も月1で販売イベントをしていますが、定期開催していれば「ここに行けばあの人に会える。」という状況が生まれるし、お菓子を口実に、ちょっとでも話すことで息抜きになれば!と考えていました。同じですね!大人も子供も、居心地の良い場所を求めていることに、何一つ変わりはないんだなぁとハッとさせられました。

【写真:蔵敷自治会館にて。左から瀬尾会長、山田さん、森川会長】


「自分たちで作ってきた」という自負

7/18イベントの運営スタッフたち

戦後・昭和30年代後半から、溝ノ口から平瀬川上流へ宅地開発が進み発展してきました。特に「稗原」は宮前区の中でも緑が多く残る地域です。交通の便は悪いけれど、昭和40年頃から宅地造成が進み、緑あふれる環境を求めて移り住んだ方が多くいらっしゃいます。(その方々ももう70〜80代)水沢・稗原から菅生小学校に通うのは遠く、多くの親御さんが「稗原に小学校を!」と切望して創立した背景があるそうです。こども文化センターの設立も同じで、共働きが増えていく時代にあって、放課後、子供が安心して遊べる場所の確保が必要でした。小学校と同時に、昭和50年に菅生こども文化センターができて、「幼児クラブ」や「子育て講座」などがスタートし、子供も大人も共にそこで成長していく。そんな環境を整えていったと言います。何もなかったところに、自分たちで作ってきたという自負がある。「なるほどなぁ!」と思いました。

<向ヶ丘地区の小学校創立の時期> ※教育基本法公布:昭和22年(1947年)3月31日以降にて記載
・昭和22年 向丘小学校 (2022年創立150周年)
※「松月堂(しょうげつどう)」という寺子屋(1848〜)から、明治5年「化育学舎(かいくがくしゃ)」となりこの年を向丘小学校の誕生としています。
・昭和42年 菅生小学校(2021年創立55年)◀
・昭和44年 上作延小学校
・昭和47年 白幡台小学校
・昭和51年 犬蔵小学校
・昭和52年 平小学校
・昭和57年 長尾小学校
・昭和61年 稗原小学校 ◀

それぞれの地域に、住む人、学校と町内会との関わりに色があるけれど、稗原は特に地域の方々が学校への参加・支援の度合いが高いと言います。九九の暗唱の時など、放課後ではなく、授業中に町内の方のサポートが入るんだとか!
東日本大震災以降、自治会への加入が増え、また若い世代の活動参加も増えていることを実感されている瀬尾会長。「駅まで距離があるから不便ではあるけれど、それは大人が我慢すればいいこと。自然が豊かで子育てがしやすい環境をと、この地域を選び移り住んでくる若い方も増えた。」とおっしゃっていました。

首都圏にあって十分都会かもしれないけれど、それでも「喧騒から離れた場所だからこそ、感じられることがある。」いつの時代もそんな風に考えて、みんなこの場所にいるんだなぁと思いました。

【写真:7/18イベントの運営スタッフたち】


次回開催は・・・

8/25に用意された2色丼&みかんゼリーと次回の案内

日時:9月24日(金)15:00〜20:00 ※ごはん提供 17:00〜
場所:タコ公園(鷲ヶ峰公園)

知らない人との交流ははじめ勇気がいるけれど、まずはふらっと様子を見に来て、お声を掛けてみてくださいね!

スタートしたばかりですが、継続が大事。活動に賛同していただけける方、できる形でご協力いただけると幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。


<関係資料>
◆公益財団法人 かわさき市民活動センター

菅生こども文化センターの広報紙『ひまわり』に「こども文化センターは地域の宝」と題して、こども文化センターの歴史や地域の想いを連載した記事がありますので、ぜひご覧ください。(令和2年7月から)
◆広報誌ひまわり

【写真:8/25に用意された2色丼&みかんゼリーと次回の案内】


写真一覧

あるものを使って!は、家でも応用できそうです

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鬼滅の刃やポケモンのキャラクターも釣れました

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8/25 装飾された蔵敷自治会館の様子

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テイクアウトの食事を受け取ります

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