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活動レポート

地域との交流を深める

土橋とうろう祭り(土橋町内会)

町内会・自治会

開催日︓2026年10月24日(土)15︓00〜18︓00
開催場所︓土橋町内会 土橋会館(雨のため)
参加者数︓400 名
土橋町内会HP︓https://tsuchihashi-chounaikai.org

初めてのイベント。例年は大運動会。

宮前地区の土橋町内会では、今年初めての行事を開催しました。私がそのイベントを知ったのは、7 月。毎年恒例の土橋町内会の盆踊り大会の会場でした。大久保透会長から「今度、とうろう祭りをするんだ。見に来てよ︕」と、とうろうのサンプルとポスターが置いてあるエリアに案内されました。
盆踊り大会に並び、こちらも恒例の『土橋町内会大運動会』は、会場の富士見台小学校の改修工事期間と重なり開催できないため、『今年は地域の皆様との親睦と友好を深め明るい地域づくりの企画』として、室屋理事の発案で『土橋とうろう祭り』の開催が役員会で決定しました。「地域の皆さんが楽しみにしている大運動会の代わりに何か楽しんでもらえるイベントを」とのお気持ちからの提案でした。室屋さんは、以前から新潟県村上市の『むらかみ宵の灯篭まつり』や大分県臼杵市で開催されている『うすき竹宵とうろう祭り』をご存知で、その規模には届かないが、参考にされたそうです。

『とうろう祭り』は『とうろう作り』から

『とうろう作り』の体験会は、全部で10 回開催。
まずは、竹林から竹を切り出し、軽トラックに積める長さ(約2m)に切り、会館へ。そこからとうろうのサイズに短く切り出し、各回10 本以上の竹を準備して体験会に臨みました。
体験会は全部で10 回を数えました。いくつかの型紙を用意して、ドリルで参加者が穴を開け、とうろうを完成させました。道具のドリルは町内会の皆さんからお借りしました。小さいお子さんは、ペットボトルや牛乳パックを使ってとうろうを作り、みんなが参加できるように工夫をしたそうです。
大久保会長は、「とうろう作り体験会に来てくれた人は、運動会よりも幅広い層の人が集まってくれたようにも思う。今日もしかり。中学生の隣で高齢の人が作品を作っている、いい光景だった。」と話してくれました。
私は、体験会には参加できなかったことが悔やまれます。

牛乳パックの「とうろう」は、「キャンドルナイト」も参考に

令和7 年度宮前地区連合町内会の研修は、横浜市六角橋地区にある「NPO 法人 まち×学生プロジェクトplus」(略︓まちかけ)に行きました。土橋町内会の大久保会長もご参加いただきました。
「まちかけ」では、学生とまち(連合自治会)がつながる「場」を作り出すひとつの手段として、「キャンドルナイト」という一大イベントを毎年開催していました。そこで使われていたのが牛乳パック。手頃ですぐに手に入って、加工もしやすい。牛乳パックの外側の印刷部分を丁寧にはがし、思い思いのデザインに切っていく。地域の保育園や学生、地元自治会までそれぞれ工夫して、参加していました。そんな研修のひとコマも参考にしてくれたとお聞きして、研修を企画した私もとても嬉しく思いました。(写真は神奈川大学キャンパスで行われた実際のキャンドルナイト2025 の様子)

天気予報を見極めた決断

とうろう制作も終わり、『土橋とうろう祭り』に向けて前日準備が始まりました。当日は、宮前区PRキャラクターのメローとコスミンの登場や、子どもたちが楽しめる企画をいくつも考えていました。
しかし、天気予報は雨…、前日の午後には公園での開催やとうろう点灯式をあきらめる決断をしました。想定はしていても、残念だったには違いありません。
そこからは、雨天時の対応として決めていた土橋会館でのとうろうの展示・点灯に切り替えて準備を進めました。

雨だったけど・・・

当日。私が土橋会館に到着したのは、夕方5 時。本来なら点灯式が始まる時間でした。近くまで行くと雨の中、会館の入口では来館者を待つ町内会の方たちの姿が見えてきました。「こんにちは。」皆さんでかわるがわるご挨拶いただき、「傘はこちらへ。帰りにお渡しします。」「靴はそのまま。」すると、脱いだ靴をとって袋に入れてくださいました。土橋町内会のホスピタリティを感じました。
中に入ると正面には大きな和紙とうろうがお出迎えです。

中に入ると、灯りを消した会館内にたくさんの手作りとうろうが並んでいました。竹で出来た大きなものから、牛乳パックやペットボトルで作成したカラフルなものまで。ひとつひとつが個性的で何度見ても飽きることはありません。そのとうろうを明るく灯しているのは、ろうそくではありません。
電球や電池で灯る小さなキャンドル風の明かりです。安全面もしっかりと配慮されています。

大久保会長も「いらっしゃい。ゆっくり見て行ってね。」と迎えてくださいました。企画した室屋さんに「雨が降って残念でしたが、たくさんのとうろうがたくさんキュッと集まって、見ごたえがありますね。」とお伝えすると、「最初はもっとあったんだよ。雨だったから早く来た人には自分の作ったとうろうを持って帰ってもらったんだ。これで残っているのは6 割〜7 割かな。」との事。もっと早く来るべきでした…。
同じデザインで作っていても、竹のサイズや穴の大きさでそれぞれ「あじ」があります。かわいいキャラクターをデザインしたものもあれば、花火や桜をモチーフにしたものまで、全て力作です。作った皆さんのがんばった姿が思い浮かびます。

会場には、とうろうの他にも晴れれば公園で飾られたであろうポスターなどがいくつもありました。
顔出しパネルや大久保会長の似顔絵も。全て町内会の人たちが作ったものです。

最後に大久保会長は、「初めてだったから、準備などは運動会よりも大変だったように感じたが、他の役員がどう受け止めているかは、まだわからない。みんなの意見を聞いてみないとね。体験会は、道具の数も限られていたが、参加者も協力してくれた。回を重ねるごとに、こちらもだいぶ慣れたように思う。雨だったから、この規模でできたけれど、公園で実施したらどうだったのだろう。」と、初めてのイベントならではの感想を話してくれました。
室屋さんは、「とうろう1,000 本とか、大きく開催しているところは毎年積み増して行って、規模が大きくなっているんだよ。」と、教えてくれました。来年『土橋とうろうまつり』は再び開催されるのか、晴れて公園で点灯式をできるのか、とても気になるところでした。

お二人にお話しを聞いていると「芋煮残り4 つです︕」と大きな声が聞こえて来ました。その声に誘われて会館の外に。敷地内にいくつも張られたテントの下で鍋に入った芋煮が作られていました。
「山形の芋煮は醬油だけど、宮城は味噌なんだよ。」と教えてもらいましたが、なんで宮城なのかをお聞きするのを忘れて、美味しくご馳走になりました。
寒い雨の土曜日、心もお腹も温まる日になりました。
土橋町内会の皆様、ありがとうございました。
来年度また『土橋とうろう祭り』が開催されることを願って、レポートを終わります。

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