宮前区のイベント報告

鷺沼町会「防災訓練」を開催しました

鷺沼

参加者数:約750名
開催場所:鷺沼小学校

防災訓練を開催しました!

来たる大規模災害にむけ、今できる備えを

青天の中、鷺沼町会防災訓練を開催しました。
各家庭は最寄りの一時避難場所に集まってから会場である鷺沼小学校へ集合。
開会式は鷺沼町会の持田会長、来賓の方々のご挨拶に始まり、宮前消防署特別高度救助隊による「屋上からの要救助者救出」が行われました。
参加者が固唾を飲んで見守る中、要救助者役の小学校6年生を消防士が救助する様子が披露され、ロープを使い屋上から校庭まで滑り降りる様子に大きな拍手が送られました。
開会式の最後には参加者全員で「シェイクアウト訓練」を行い、地震発生中の身の守り方を再確認しました。

その後、グループに分かれ「地震体験」「煙体験」「放水訓練」「水消火器訓練」「AED訓練」「応急救護訓練」など、災害時に必要となる基本知識の習得に励みました。
そして防災訓練の最後に「炊き出し訓練」として作られた五目おこわと豚汁を試食。
率先してAEDを体験する小学生や、親子で水消火器を体験する様子なども見られ、地域防災力の向上に期待できる防災訓練となりました。

避難所にいる避難者はお客さまではない

年に一度の防災訓練では、水消火器などで資器材の使い方を確認することとあわせて、改めて確認したい大事なことがあります。
それは、避難所運営は地域で行うものであることです。
大規模地震が発生した場合、今回の防災訓練の会場でもある鷺沼小学校が地域の避難所となります。
避難所運営委員会を立ち上げ、体育館内の区割りやトイレの設置、炊き出しなどを計画的に実施していくことになりますが、それぞれの役割はすべて地域住民で行うものとなります。
「誰かがやってくれるだろう」ではなく「一緒にやっていこう」という気持ちを持ち、日頃の地域行事で顔の見える関係をつくり、いざという時の助け合いに繋げていく。
理想的な好循環のために、今後も当会の活動にご理解とご協力をお願いいたします。

 

この記事を書いた人「二児の父M」

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