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ここに歴史あり!「花の台町内会と防犯パトロール」

11人で出発。

【ご近助コンシェルジュ 宮崎・宮前平・神木・けやき平地区担当/南、2022年1月19日 記】

2022.1.9 午後4時半。
花の台町内会の防犯パトロールに参加させていただいた。
参加したのは40代から70代のメンバー11人。

この日は新年第1回目。
毎月3回ほど日曜日に回っているそうで、花の台町内会は広いためルートも複数あり、どこのルートに行くかは日によって違う。
この日も準備を整え、防犯を呼びかけるスピーカーを準備し、出発!

【写真:11人で出発】


防犯意識を高めるための工夫

大学生になっても

スピーカーから流れるのは、地元の中学生が吹き込んだ声。
大学生となった今でもパトロールに参加している。

戸締まり、火の元確認の声掛けが流れる中、防犯部長の小林さんは「内容を変えたいんだよね。」と言っていた。
お話を伺うと、オレオレ詐欺への注意喚起も入れたいとのこと。コロナで家にいることも多いので、少しでも情報を受け取る機会を増やしたいのだと言う。

メールニュースかわさき「防犯・安全情報(令和3年12月号)」によると、川崎市は全国21大都市県内での人口千人あたりの刑法犯認知件数が横浜市と並んで最も少ない。安全安心な街なのだとある。

しかし、令和3年11月末現在の犯罪発生率は、川崎市全体で言うと前年より10.1%減っているにも関わらず、宮前区は前年より2.7%増加している。また、犯罪の種類にも変化があるようで、車上荒らし、自動販売機狙い、置き引きなどが増えていた。

【写真:大学生になっても】


警察との協力

富士山と

花の台町内会は、コロナ禍でも防犯パトロールを続けてきた。警察とも協力し宮前平駅前交番と一緒に回ったり、地域の情報を提供したり、公共機関と連携し町の防犯活動を行っている。

そもそも防犯パトロールは「地域住民自らが地域ぐるみでまちの安心を見守っている」ことをアピールすることで、犯罪者に「見られているのではないか。通報されてしまうのではないか。」と危機感を抱かせることや、地域住民の防犯意識を高めるための声掛けを目的として行うもの。人目があることが犯罪の抑制につながるのだ。

治安がいいといわれる宮前区の今の姿は、こうしたボランティアの地道な活動で支えられてきたのだ。

【写真:富士山と】


町の歴史とともに歩む

今も昔も同じくパトロール

この日一緒に回っていた野崎さんは、20年以上も防犯パトロールを続けている。子供の頃は、周りは畑しかない自然豊かな場所だったそう。近所は、軍隊の訓練場となっており宮崎中学校は兵舎だったそうで、そこで勉強していたと話してくれた。

変わりはじめたのは、1964年の東京オリンピックの誘致が決まり、東急の田園都市計画がはじまってからだという。
約60年たった今、すっかり町の様子は変わりかつての畑の姿からマンションが立ち並ぶ東京のベットタウンとなった。

民家の少なかった20年前から、住む人が増えた現在も、当時のメンバーとともに防犯パトロールを続けてきた。
街が変わろうとも、住む人の想いは今も昔も同じ。変わらないものがあることに安心を感じた。

【写真:今も昔も同じくパトロール】


町内会の力

ボランティアの力

町内会がない未来を想像したことがあるだろうか?

町内会は町の防犯や防災、公園などの管理清掃、子供の見守りなど安全安心を担う役割を長く担ってきた。しかしその活動は後継者不足に悩まされている。

町内会がなくなったとき、その役割はどこが担うのだろう?
自分の住む町を自分たちの手で支えることを手放していいのだろうか?

町内会は、ボランティア活動だ。誰もが町のためにやっている。改めてその存在の大きさを感じた。

最後に〜
取材させて頂きありがとうございました。これからもパトロールに参加しようと思います! 町歩きはとても気持ちよく楽しかったです。

【写真:ボランティアの力】


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