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★地域とイベント~コロナ禍の中で~

地域とイベント~コロナ禍の中で~

【ご近助コンシェルジュ 野川・梶ヶ谷地区担当/小川、2022年1月25日 記】

野川担当の小川です。
今回の記事はとても身近なことになりますが、そこから感じたことなどを、自分目線で
書いてみました。

遡ること2015年秋。
私は初めて自分主催のイベントを企画して、自分が生活している野川地域で小さな小さなイベントSUNFESTAを小さなお教室を借りて開催しました。
ハンドメイド作品やマッサージの出展が主で、
この時は、“野川という地域においてこういったイベントが必要とされているんだ”
というのをとても感じて、オープン(10時)前からたくさんの方が並んでくれていたのがとても印象的でした。
そこから、会場や出展数を変え、段々と大きなイベントに育てていきました。

コンセプトは
<みんなの笑顔>
来場者も出展者もスタッフも、全員が笑顔になれるイベントを目指しVOL,6まで開催したところで、新型コロナウィルスがやってきたのです。

地域密着として少しずつ知られてきて“野川と言えばSUNFESTA”と思ってもらえてきたところでもありました。

2020年に開催予定だったVOL,7は2年間見送りです。

2019年の開催が最後となり、開催できないもどかしさの中、それでも地域の皆さんが笑顔になれるには・・・。
模索しながら過ごしてきました。

私が地域でイベントを開催する目的は?
何もかもストップさせて、果たして良い状況になるのか?

自身の答えはノーでした。

【写真:記念すべき第1回目のチラシ】

記念すべき第1回目のチラシ

記念すべき第1回目のチラシ


笑顔を絶やさない

世の中が新型コロナウィルスで大騒ぎとなり、全国のイベントは大きいものも小さいものも軒並み中止となったここ最近。
言うまでもなく、宮前区内のイベントもどんどん中止となりました。

全国各地、どんより・・・。。
イベントやお祭りが無いと、こんなにも活気が無くなるとは。
そして未知のウィルスに人は、心も体もボロボロになっていきました。

大人達が怯えている為か、そしてマスク生活で相手の表情も読み取れないからか、駄菓子屋に来る子供達が(私は駄菓子屋をやっています)なんとなく、コミュニケーションが上手に取れなくなってる気がしました。

関わる人たちが少しでも笑顔でいられる為に、、やはりそこにイベントは欠かせないツールなんじゃないかと、心ではとても思っていて、それでも新型コロナウィルスは未知なるもの。

やるかやらぬか、葛藤ばかりの2年間だったように思います。

ただ、全てストップすることにノーを出したからには、地域の人の笑顔を絶やしてはいけない。
勝手な正義感で、お手伝いのスタッフさんたちとも相談しつつ、この2年間何度か対面イベントを決行してきました。

クリスマスイベントやハロウィンイベントや小さなイベントも。

開催することには、不安が無かったと言えば嘘になります。
それでも、開催してきたことで得るものも大きかったのです。

それは、紛れも無く

<みんなの笑顔> です。

一応まだ子育てをしている立場なので、その視点で考えてみると、
お母さんが笑顔じゃないと子供たちも笑顔溢れた生活は出来ず、お母さん達が元気に楽しく生活していることが、子供達の心と体の健康に繋がると、常々感じています。

その1つのツールとして、やはりイベントというものは必要な要素が沢山有り、プラスの何かが生まれる瞬間があるんじゃないかなと思います。

無くてもいいもの。
だけど必要なもの。

大袈裟ですが、区内の多くの方々の“笑顔”を絶やさないことが、
イベント企画者としての役割だと勝手に背負い楽しんでいます。

【写真:ハロウィンの仮装】

ハロウィンの仮装

ハロウィンの仮装


空気が変わった!

2021年もwithコロナで悩み、悲しみ、苦労した日々だった方も多いと思います。

私も、イベントが出来ないこと以外でも、2020年からのコロナの影響で

旅行も出来なかったこと
仕事にも影響があったこと
子供達の活動が予定通りにならなかったこと

などなど、挙げようと思えばきりがないくらい色々なことがありました。

そんな中、2021年12月頃、新型コロナウィルスがおとなしくなった時期があり

その頃、クリスマス前にワークショップイベントを企画しリアルイベントを開催したのです。

今までの、どこかどんよりな空気感から一変!
お客様の笑顔が本物で、キラキラしていてみんな楽しそうで、笑い声が聞こえる。
素敵な1日がそこにはありました。

『これだよね!』

コロナ前のような良い空気が流れていて、イベント開催中にいつも流れるそれだったのです。(感覚ですが)

その時に私は、“イベント開催をする意味ってここにあるんだ”と明確に感じられたし、
こういう空気が区内全域に流れれば、より良い宮前区になっていくんじゃないかなぁと密かに感じていたのです。

【写真:ワークショップ風景】

ワークショップ風景

ワークショップ風景


私が地域でできること

今現在(2022年1月)また違う変異株のウィルスが出回り、感染拡大のためまん延防止等重点措置が適用されました。
区内で1月30日に企画されていた「みやまえご近助ピクニック」というイベントが中止になってしまいました。

また1つ、素敵なイベントが・・・。

仕方のないことですが、そこまでの準備期間などを考えると悲しいですね。私も出店させて頂く予定だったので残念でなりません。

2022年はイベントをたくさんやりたいと思っていたので尚更です。

そんな中で、自分がずっと住んでいるこの町で、何ができるのか。どんなことで貢献できるのか。この記事を書きながらも考えてみたのですが、
こうやって地域の記事を書き、伝え、楽しんでもらったり、時にリアルなことを書いていくことで地域の方に何か感じてもらえるのかも?と、ふと思いました。

イベント開催とはまた違いますが、コンシェルジュという特別な立場を与えてもらっているので、そういう角度からも<みんなの笑顔>を自然と引き出せる記事も書けたらいいなと思えた今回の執筆です。

次回が今年度最後の記事となります。
自分も出店予定だった<みやまえご近助ピクニック>を題材に書く予定にしていましたので、ネタ探しをしなくては!

野川・梶ヶ谷地域の皆様。
こんなこと取材に来て☆なんて素敵なお誘いがありましたら、是非お問い合わせ下さい♪

【写真:小さなイベント。ハンドメイド作品】

小さなイベント。ハンドメイド作品

小さなイベント。ハンドメイド作品


写真一覧

2019年SUNFESTAメンバー

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初めてのSUNFESTA。2019と比べるとこじんまり

初めてのSUNFESTA。2019と比べるとこじんまり

ワークショップは集中力UP

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