News&Topics

ホーム> News&Topics> ★有馬町会イベント:謎解き有馬発見ウォーク(5月28日(土))

★有馬町会イベント:謎解き有馬発見ウォーク(5月28日(土))

有馬町会イベント:謎解き有馬発見ウォーク(5月28日(土))

【ご近助コンシェルジュ 有馬・東有馬地区担当/山口正孝、2022年7月16日 記】

有馬・東有馬地区担当の山口正孝です。

5月28日(土)、快晴。有馬町会主催の『謎解き有馬発見ウォーク~歩こう!解こう!わたしたちの町~』のイベントが開催されました。

新型コロナウィルスの感染拡大でコロナ禍と呼ばれるようになってから既に2年以上が経過し、盆踊りをはじめ毎年楽しみにしていた有馬町会のイベントも延期や中止を余儀なくされ殆ど開催できていませんでした。そんな中なんとか町を盛り上げようとコロナ禍でも実施可能なイベント企画を町会役員の方々を中心に検討を重ねていただいておりました。

こうした背景から本日の謎解き有馬発見ウォークのイベントが誕生しました。今回のイベントは2022年2月5日(土)に開催する予定でポスターやパンフレットも作成し、回覧や掲示板、ホームページ上でも告知がなされ準備も万端でした。しかし、開催直前でまさかのまん延防止等重点措置の発令により開催延期となり、またしても新型コロナウィルスの影響を受けることとなりました。その後、まん延防止等重点措置も解除され、以前に比べて新型コロナウィルスの感染拡大が落ち着いた状況を確認しながらようやく開催の運びとなりました。

今回は実際に参加しながら当日の模様を記事にさせていただきました。

【写真】受付の様子

受付の様子

受付の様子


有馬謎解きウォーキングの概要

『有馬謎解きウォーキング~歩こう!解こう!わたしたちの町~』とは。
有馬にかかわるクイズを解きながら、有馬の周りを一回りし、改めて有馬を知ることにより有馬の魅力を再認識してもらうというイベントです。子どもからお年寄りまで年齢にこだわらず、4名程度のグループで行動ができる企画が検討され、このイベントが町会役員会で承認されました。

実際の有馬1周のルートは以下の通りです。距離にして推定約4キロ。

有馬中央公園⇒福王寺⇒三田橋⇒ふるさと公園⇒有馬小学校⇒有馬中学校⇒梅林公園⇒こども公園⇒中有馬⇒天満宮⇒つつじ公園⇒有馬中央公園

出発地点でルート地図とクイズが掲載されている紙と出発地点の最初のスタンプが押されたスタンプラリーカードを受け取り、指定ルートを歩きながらその場所に関するクイズを解きます。有馬中央公園・有馬中学校・つつじ公園で町会スタッフからスタンプを押してもらい、再び出発点に戻ってきて終了です。有馬中央公園・有馬中学校・つつじ公園のいずれかを出発点として1周することができます。密を避けての拠点分散、そして近所の拠点から出発して同じ場所に再び戻ってこられるところも工夫されていました。

【写真】謎解き有馬発見ウォークの地図

謎解きの地図

謎解きの地図


どんな謎が隠れているか、実際に参加してみました!

私も小学5年生の娘と一緒に参加し、実際に歩きながら謎解きを体験しました。
イベント当日、朝から初夏のお天気に恵まれ、ぐんぐん気温も上昇し汗ばむ陽気となりました。

私は有馬中央公園からスタート。朝9時過ぎにスタート地点に集合。子どもから大人までぞくぞくと参加者が集まります。検温・手指消毒を済ませ感染対策も万全に、町会スタッフの皆さまより「行ってらっしゃい」の言葉をかけていただき、地図を片手にウォーキングをスタートしました。

ウォーキングルートには方向を示す手作りの看板が設置され、また交通安全部の方の誘導、曲がり角の地点では道案内の係の方もいらっしゃり、道に迷うことなく進めることができました。イベントを支えてくださった町会スタッフの皆さまにも感謝です。

有馬中央公園から福王寺へ。お寺の上や石碑を見ながらクイズのヒントを探していきます。そして坂を下って、かえで並木の坂をまた上がり、スタンプラリー地点の有馬中学校で2個目のスタンプを町会スタッフの方に押してもらいました。スヌーピーやピカチュウなど子ども達が喜ぶとてもかわいいスタンプです。
起伏がある有馬の町並み。少し息があがってきましたが、まだまだ続きます。有馬中学校からさらに梅林公園や天満宮へ。宮前歴史ガイドの立て看板にもクイズのヒントが隠されています。正直知らなかった伝説や歴史など改めて有馬の町の歴史を再認識するイベントでもありました。こども公園を通過し、つつじ公園で最後の3個目となるスタンプを押してもらい、11時前くらいにスタート地点の有馬中央公園まで無事戻って来ました。
完歩賞には、なんとステンレス水筒をいただきました!

今回のイベントには、147名が参加。140名が完歩して笑顔で水筒を受け取り、会場を後にしました。年代別参加者は、小学生(6~12歳)52% 大人(13歳~50歳)32% 大人(60歳上)6% 不明5%。

参加者からは、
・とてもいい運動になった。
・長年有馬に住んでいるのに知らないことがいっぱいあった。
今回のイベントで新たに歴史を知ることが出来て良かった。

との声が多く聞かれ、大成功のイベントであったと思います。

【写真】当日の様子とスタンプ、完歩賞のステンレス水筒

当日の様子

当日の様子


クイズの内容はとっても練られています!

クイズの内容は、大人向けと子ども向けに分かれており、大人向けは写真を見ていただくとおわかりですが現地を見に行かないと解けないようになっておりとても秀逸なクイズでした。こども向けは遊び心がいっぱい。

以下、大人向けと、子ども向けのクイズです
(★こたえは最後に。最後まで読んでくださいね★)

<大人向けクイズ(全7問)○のところを埋めるクイズです>
1.福王寺は準西国稲毛観音霊場「○○○○」にあたります。また、境内には建武4年(1337年)の銘のある板碑があり、高さ107㎝で区内174基のうち最大です。

2.西有馬小学校の周辺の街路樹には「○○○○○」が植えられています。秋には真っ赤に紅葉します。西有馬小のマスコットはこれにちなんで「かえでちゃん」です。

3.有馬中学校のある周辺に福王寺の前身のお堂があったとされていることから、このあたりを「○○」と呼ばれていました。また、有馬中学校の校章は「たまのかんあおい」が図案化され、この葉のじっくりと、自己主張を忘れずに生き続ける質実剛健な様を表しています。

4.交番から梅林公園にかけては「○○○」といわれ、このあたりに大蛇の棲む池があり、通りかかった娘の水面に映る影を吸い取ったという伝承があります。

5.こども公園から天満宮へ向かう途中の高台には、かつて、有馬川を眼下に集落を一望できる館(城)があったことから、このあたりは「○○」といわれていました。当時は今より標高が20メートルほど高く、矢倉沢往還も展望できたそうです。

6.有馬地区には災害時の飲料水確保対応として、2カ所の応急給水拠点があります。一つは有馬中学校の正門脇に、もう一つは「○○○○○○」のすみれが丘よりです。

7.中有馬の交差点から北はつつじ公園まで、南は市境まで、「○○○○」の並木路が続いています。春から夏は大きな葉の緑陰が涼を与え、秋には黄褐色に紅葉し目を楽しませてくれます。

<こども向けのクイズ(初級編)>
○に文字を入れて文を完成させ、○の文字を組み合わせて、あることばを作りだそう!
こたえ:○○○の○○○

(○を組み合わせて答えを完成させるクイズ)
・有馬で○ちばん人の集まる中央公園
・福王寺の並びの有馬しん○い神社はお神輿の出発点
・有馬一の大きな○ま、ふるさと公園
・梅がいっぱい、有馬○いりん公園です
・や○ゅう帽がかけめぐる有馬こども公園
・有馬こぶんのそばの、有馬○つじ公園

【写真】ウォーキング中にヒントを探しながら謎解き

当日の様子

当日の様子


イベントの舞台裏

このイベントの成功には、町会役員をはじめスタッフの皆さまのたくさんの努力がありました。
コロナ禍において、盆踊りやふれあいフェスティバルが中止になる中で、2020年11月に緊急時対策委員会が設置されました(災害等緊急を要する非常事態(緊急事態)が生じたとき会員の命と安全を守る方策及び町会としての有効な対策を検討するために設置)。さらにその中で2021年にはコロナ対策グループがたちあがりました。コロナ対策グループはコロナ禍における町会事業運営の在り方の検討を行い、どのような対策をとれば、また、どのような状況であれば、行事の実施が可能か、さらにはコロナ禍における実施可能な新たなイベントを検討し、役員会に提言することを目的として設置されました。

同年6月から検討がスタート。色々な案が上がる中の1つとしてコロナ禍において密にならず、子どもから大人まで楽しめる企画ができないものかと意見交換が重ねられ、8月には町内めぐり・有馬を知ることで有馬の魅力を再認識する素案が出来ました。

そして9月にイベント案を役員会へ提案。その後、10月に詳細な提案が織り込まれた内容が整理され、謎解き有馬発見ウォークとして承認されました。

承認後は、イベントの実行委員会が立ち上がり、委員長には大島孝夫町会長、本部長に青少年部部長の持田辰雄部長のもと 有馬町会主催のイベント準備がスタートしました。

担当は、庶務、会計、企画運営、実行、参加賞、記録、救護と町会の各部総出で、総勢60名の町会スタッフに支えられ無事にイベントは終了しました。感謝申し上げます。


■イベントを終えて■
私が有馬地区のコンシェルジュを拝命してから3年目を迎えますが、1年目は新型コロナウィルスの影響でイベント取材させていただく機会は激減していました。ここ最近は、まだ気をつけるところはあるものの、緊急事態宣言やまん延防止措置も解除となり、ようやくイベント再開の兆しも見えてきています。
今回はコロナ禍ではありながらも密を避けながらのイベントを企画してくださいました。
町民全員が楽しめる心のこもった温かい企画を綿密にご準備してくださった有馬町会のパワーには脱帽いたします。地域のふれあいや絆、コミュニケーションの重要性を再認識しました。こうしたつながりがさらに町の発展、隣町、区内・市内への広がりとして通じでいくと良いと感じています。これからもアフターコロナ時代としてたくさんのイベントが開催されることを楽しみにしています。

最後まで読んでくださりありがとうございます!
クイズの内容のこたえについては、こちらです!

<大人向けクイズの答え>
1. 第十二番
2. とうかえで
3. 堂山
4. 影取谷
5. 城山
6. 中有馬交差点
7. ユリノキ


<こども向け 答え>
こたえ:きめつのやいば

1. い
2. め
3. や
4. ば
5. き
6. つ


【写真】イベント開催に向けて用意周到な準備がありました

用意周到な準備

用意周到な準備


写真一覧

謎は解けたかな

謎は解けたかな

つつじ公園の様子

つつじ公園の様子

ゴール後の様子。完歩賞は水筒。

ゴール後の様子。完歩賞は水筒。

天満宮。有馬の歴史を再認識。

天満宮。有馬の歴史を再認識。


to top