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★待ち望まれた地域行事
盆踊りの代替行事
【ご近助コンシェルジュ 平・神木本町・五所塚地区担当/山田佳一朗、2022年10月31日 記】
平地区では昨年に続き、今年も盆踊り、そして秋祭りが中止となった。
寂しい限りであるが、不特定多数が集まるイベントである以上やむを得ないし、決定された方々も悩まれたに違いない。
しかし、昨年と同じではなかった。
盆踊りの代わりに花火が打ち上げられた。
会場は盆踊りが毎年開催されている平4丁目公園。
前回記事で紹介した7月3日の公園の草刈りや剪定作業は、盆踊り開催の準備も兼ねていた。
【写真:平瀬川沿いの平4丁目公園で打ち上げられた花火】
人、人、人…
8月5日金曜日19:00、打ち上げ開始。
私は少し遅れて会場へ向かった。
会場の前を流れる平瀬川沿いには多くの人が集まって花火を見上げている。
川沿いに入りきらず、バス通りや周辺のお店の駐車場にもたくさん人が並んでいた。
会場では浴衣を着てうちわを片手に歩く人も散見され、夏らしさを醸し出していた。
「こんなに待ち望まれていたとは…」
人出の量が地域の方々の期待感を如実に表していた。
【写真:川を渡った道路向かいまで溢れて見あげる人たち】
主体となったのは?
企画運営の主体となったのは平日向・日影両自治会(以下平自治会)の消防部だ。
毎年盆踊りの際も消防部が花火を上げてきた。
今年、盆踊りは中止になったが、花火は地域の方々、子どもたちが楽しめるように、と企画された。
当日は17:00から規制線を張ったり、導火線シールを剥がしたりと準備が始まった。
打ち上げ後も散らばった細かい花火のゴミを全員で拾っていた。
終了後に集まり、自治会長から挨拶があったが、その時の消防部の皆さんの顔には達成感が見てとれた。
集まった人たちは空の上を眺めて楽しんでいたが、その下で地域のために働いている方々がいた。
【写真:終了後にゴミを拾う平日向・日影両自治会の消防部員の皆さん】