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★向丘出張所の木質化と「むかおかフェ」
向丘出張所が木のぬくもりを感じる空間にうまれかわりました
【ご近助コンシェルジュ 菅生ケ丘・菅生・潮見台・水沢地区担当/小浦(ゆ~ずツクルブ)、2023年3月24日記】
つい先日、向丘出張所の木質化工事が終了しました。屋外にはテラスやデッキが新設され、自動ドアを入ると、カウンターやベンチ、本棚、ブラインドなどから木のとてもいいかおりがしてきます。役所とは思えない、あたたかみのある安らぎの空間にうまれかわりました。
【写真:1階窓口とフロア】
木質化のきっかけ
地域の方々の向丘出張所のイメージとして「暗い」や「入りづらい」などマイナスイメージの意見が多く寄せられていたそうです。向丘出張所の活用方針を検討する中で、この場所をもっと気軽に利用し、市民活動の場として使用してもらうためには、まず「明るい雰囲気」にすることが必要だと考え、川崎市まちづくり局が取り組んでいる『公共施設木質化リノベーション事業』にエントリー。見事マッチングして2023年1月より工事がスタートしました。
工事中に来所した方にはご不便をおかけしたところもあるとのことですが、
「木のいい匂いがする」
「心地よい雰囲気だ」
というプラスの声がきかれ、ある方は
「これから出張所をお友達との待ち合わせ場所にするわ」
とおっしゃって、職員の方が喜んでおられました。
【写真:本棚とテーブル・椅子】
出張所イチ押しの「井戸端ベンチ」と屋外の木質化
屋内の一番のおすすめは、中央に配置された滑らかな曲線カーブが特徴の「井戸端ベンチ」。
高さも奥行きもちょうどよく、手触りもいいベンチです。
座り心地の良いこのベンチでおしゃべりをしたり、本を読んだりする地域の方々が増えることでしょう。
正面玄関入口左右の屋外には「風まちテラス」と「縁側舞台」ができあがりました。
木質化リノベーション事業で外観まで取り組んだのは向丘出張所が初めてとのこと。
イベントを開催する際には、カフェコーナーやコンサートなどにも利用できます。パーゴラ(日陰棚)も設置されたので夏でも日陰の涼しい空間となり、多くの交流の場となりそうです。
春になり、暖かな陽射しがふりそそぐテラスで一息つくのもよさそうな場所です。
木質化されたことで、向丘出張所がオシャレで入りやすく、やわらかい雰囲気になりました。
行政の手続きだけではなく、ちょっと休憩したり、絵本を読んだり、お友達とおしゃべりしたりする居場所として訪れてみてはいかがでしょうか。
【写真:井戸端ベンチ】
向丘つながるサンデー開催!
来る2023年4月23日(日)には、木質化記念イベントが開催されます。
ワークショップやコンサート、読み聞かせ、カフェや野菜の直売もあり、内容盛りだくさんの楽しい一日となりそうです。ぜひ遊びにいってみてください。
木のいいかおり、手ざわり、ぬくもりも感じられることと思います。
【写真:風まちテラス】
むかおかフェ開催中
毎月第三水曜日10時~12時は、向丘出張所2階にて「交流スペース むかおかフェ」を開催しています。コロナ禍の2020年8月にスタートしてもうすぐ丸3年。
地域住民と企業や行政の職員たちが気軽に交流し、地域のつながりと顔の見える関係づくりが目的で、当初こそ参加者は関係者ばかりでしたが、現在はたくさんの方がいらしてくださり、地域の音楽グループ「オカリナぽっぽ」の演奏や、地域の方が講師のワークショップ、本の交換会、認知症や成年後見人制度の相談窓口など、出張所が人と人をつなぐ場所になっています。
3月の開催日も30名ほどの方にご来場いただき、あちらこちらでおしゃべりに花が咲き、たいへん賑わっていました。
お近くの方は、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
次回は4月19日(水)10時~12時とのことです!
【写真:オカリナぽっぽの演奏】