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★有馬町会街路樹清掃レポート
町内清掃について
【ご近助コンシェルジュ 有馬・東有馬地区担当/山口正孝、2021年1月24日 記】
昨年は新型コロナウイルスの感染症拡大という世界にとって未曾有の事態に見舞われました。
そして年明けから再度の緊急事態宣言とまだ出口が見えない日々が続いてます。
一日も早くこの環境下からの克服を願ってやみません。
私が担当する有馬においても、こうした状況を踏まえ、残念ながら、納涼盆踊り大会やふれあいフェスティバル、防災訓練など、大きなイベントが相次いで中止となりました。
一方、年間の実施回数を減らしながらも、街路樹清掃、公園掃除は実施してきました。
有馬町会では、街路樹等愛護会部による街路樹清掃を、町会会員全体で年3回(6・9・12月)、部員と有志で年9回(一斉清掃月を除く毎月)実施。公園愛護会部による公園掃除は、毎月第3土曜日に、町会役員、各部部員の皆様を中心に、美化活動として、有馬町内の「有馬つつじ公園(3丁目)」、「有馬梅林公園(6丁目)」の清掃掃除を行っております。
今回は、昨年12月6日(日)に行われた町内一斉街路樹清掃に参加しましたので、その模様をお伝えします。
2020年度は新型コロナ感染拡大の影響で、9月と今回の2回の清掃でした。コロナ感染拡大への防止策を万全にして開催されました。
【写真:梅林公園の紅葉】
雨上がりの朝
前日は雨でしたが清掃当日は晴れて清清しい朝を迎えました。
1丁目から9丁目まで各丁目別に9時に集合し、各担当地域の清掃が始まりました。私は7丁目を担当しました。
有馬町内はイチョウ並木をはじめ、街路樹の木々の紅葉が綺麗な季節を迎えます。
そして冬に向かい風に吹かれ葉が散り行き、道路や歩道に葉の絨緞が出来上がります。
町内会だけでなく小学校のPTAでも落ち葉掃きの作業を行っていますが、
日々葉が落ちていきますのでこの日も沢山の落ち葉があり、やりがいは十分!
【写真:朝の準備】
濡れ落ち葉は苦戦
さっそく竹ぼうきを持ち、参戦!7丁目付近を中心に清掃開始。
しかし、前日の雨での濡れ落ち葉がアスファルトにくっつき、葉が水を吸い込み重みも増し増し。
普段の運動不足もたたって、腕の筋肉をプルプルさせながら落ち葉をゴミ袋へ。
濡れ落ち葉と格闘しながら7丁目から5丁目付近まで移動しながら落ち葉を回収。
すれ違う方から「ご苦労様です」とのありがたいお言葉も頂戴し、気合を入れなおす。そしてラストスパート。
結果。約2時間前後の作業で驚く程の袋の山が出来、トラックに積まれていきました。
当日の町内全体のデータは以下のとおりです。
★当日参加人員(大人147人・こども19人合計166人)
★回収ごみ袋 (45L用346袋・70L用50袋合計421袋)
【写真:清掃開始】
すっきりとした綺麗な街並み
清掃後の町並みは驚くほど綺麗になりました。
参加された方々へはお土産が(子ども達にはお菓子、大人にはスープやカレールーなどが、お茶やジュースの飲み物と共に)渡され、手にされた皆さん達成感に溢れ、笑顔で解散となりました。
子どもたちをはじめ、多世代にわたる参加での清掃。町内会ならではの光景です。
こうして自分たちの街並みがクリーンに保持できていること、町内会の代表の方をはじめとした計画や実施のとりまとめ、
町内のご協力体制、とてもありがたいと思いました。
美化作業は気持ちいいものですし、運動不足も解消、そして町内コミュニケーション活性化の手段としても有効ですし、一石二鳥以上の価値があるイベントだと思います。
このコロナ禍において、ITの進化とともに社会と産業構造の変化がとてつもないスピードで加速し、
私たちの生活にも大きな変化をもたらしました。
一方、自然に目を向けてみると、街路樹や公園の木々や街並みは、
春には梅や桜の花が咲き誇り、香りが漂い、
初夏の新緑が心地よく、
秋の紅葉が美しく、
冬の寒さに耐える山茶花や椿、水仙や蝋梅(ロウバイ)も凛とし、
2月末頃には木蓮が咲き、
そこは今も昔も変わりなく四季を感じることができます。
有馬の街並みはとても美しい。こんな世の中、時代だからこそ、あらためて見つめなおすことができました。
そんな気持ちを忘れず、次回の清掃にも参加していきます。
有馬町会のホームページでもさまざまな活動報告が紹介されていますので、是非ご覧ください。
【写真:清掃後】