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★人から人、世代が繋がる、素敵な未来へと繋がる
地域活動を通して気づいたこと
【ご近助コンシェルジュ 犬蔵・南平台・白幡台地区担当/カズ、2021年2月1日 記】
私はこれまでにいくつかの地域活動に関わってきた。
今も続けてやっているものもある。
☆少年サッカーコーチ
☆おやじの会(現役)
☆小学校PTA会長
☆中学校PTA会長(現役)
☆宮前区PTA協議会会長(現役)
☆川崎市PTA連絡協議会副会長(現役)
☆保護司(現役)
☆ご近助コンシェルジュ(現役)
☆その他、区・市PTAとして参加する様々な組織多数
地域のお陰様さんたちの存在を知り「ありがとう」を感じることができる。
そして、そうやって、この世の中はできている、この世の中は続いていくのだと私は思う。
他にもプラスの面はいろいろあるが、共通しているものはそれだけではない。
そう「課題」である。
共通の課題とは?
●活動の形骸化(目的と手段の混同)
●人手不足
●広報
おそらく、この三つは多くの地域活動で課題となっていると思われる。
活動はボランティアベースのものは、ほぼほぼ該当しているのではないだろうか?
自主組織で、どこにでもあるPTAや自治会/町内会にも当てはまると思う。
人手不足(なり手を探すのが難しい・・・)
今回はこの二つを例にして「人手不足(なり手を探すのが難しい)」を考えてみたい。
そして、PTAと自治会/町内会の違いはいくつかあるが、ここではその組織を構成する「人」に視点を向けてみる。
どちらも任意加入ではあるが、PTAは学校とともにあるため、お子さんが学校に入学すると幅はあるものの「子育て世代」という同一世代が、閉じた枠の中に毎年入ってくる。
自治会/町内会は、同じ地域という見方によっては閉じた枠だが、そこに住んでいるという意識されない枠かもしれない。
もちろん、転入・転出はあるが、「多世代」がそこにはいる。
また、人数からすれば、PTAより自治会/町内会の方が多いだろう。
でも、同じ地域のお陰様さんである自治会/町内会の中心にいる人たちに目を向けると、多世代ではなく偏った世代という場合が多いのではないだろうか。
PTAも昔とは異なり、大変・面倒・関わりたくない と敬遠されがちなものになってしまっていて、会長や役員のなり手を探すのに難儀しているが、それについてはここでは触れないことにする。
多世代交流がある「環境」、その先には素敵な未来が!
自治会/町内会の中心にいるのは、今の日本をつくったと言っても過言ではない方々であった。今は、その次の世代が中心になっているところもあると思う。
それでも近い世代だけで運営している組織は、存続の危機すら感じてしまうかもしれない。
時代は移り変わっていて、インターネットの普及、グローバル化、多様性を認めるなどなど、これまでの「当たり前」が当たり前でなくなってきている。世代で括るのは乱暴だが、世代によって異なるものが増えているのも事実である。
今大切なことの一つは「多世代交流」ではないだろうか、と私は思う。
無理矢理何かを仕掛けて、多世代を集めればいいわけではない。
共に活動する経験・共に喜ぶ経験・共にいいね!と思える経験。
それがある環境。
今あるもので思いつくのは「祭り」
祭り当日だけではなく、構想・企画・準備から多世代が交わり、それぞれの考えや価値観を受け止め、認め合うことで、時代の移り変わりに順応し、単に続けているだけではない、真の「伝統」が引き継がれていくのではないだろうか と、私は思う。
もちろん祭りだけではなく、多くの人、いろいろな人がワクワクするような環境が、人を動かすのではないだろうか。
この記事を書いていたら
サッカーコーチをやっていたころ、子どもたちとトレーニングをする際に
子どもたち選手が
「ついつい練習したくなる環境をつくること」
「もっともっと、サッカーを好きになる環境をつくること」
そんな環境を目指したい!
と念頭に置いていたことを思い出す。
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Jリーグで 中途半端なサッカーをするんだったら
他に行ってズタズタにされた方がいいと
思うこともあります。
人って自分の置かれている環境レベルに
自分のレベルを合わせようとしますよね。
絶対に、環境が選手を作ります。
~ 中村俊輔(元日本代表サッカー選手)~
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想像する力が素敵な世の中を創造する!かもしれない
コロナ禍で、今まで「当たり前」だと思っていたことが、「当たり前」ではなく「ありがたい」ことなんだと気づける機会が増えたと私は思う。
同様に、これまで通用していたことが通用しなくなり、「どうしたらいいのか?」と想像する力が求められる世の中になっているのだと思う。
そこには世代に関わらず、オリジナリティが溢れ、お互いを認め合い自分らしくいられる世の中、大人たちが我が子だけではない子どもたちを見守り育てていく、そんな世の中って素敵だ!と一人でも多くの人が思えるようになったら最幸!です。
「世の中」と風呂敷を広げ過ぎると自分には関係ないと思ってしまうかもしれないが、私たちが住むこの地域で、一人一人が自分事として関わっていくことが、結果的に「世の中」によい影響を与えることになるのだと私は信じている。