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★コロナ禍転じて福となす
コロナ禍転じて福となす
4月9日から5月25日までの非常事態宣言。約2ヶ月に渡る自粛生活、StayHome期間となりました。
私自身は普段痛勤電車で首都圏のオフィスへ通うサラリーマン。テレワークは以前から活用していたものの、日々の仕事をサポートする手段として外出先や私用がある日などに限り利用可能な制度でした。
しかし、非常事態宣言後は、自宅でのテレワークがルール化され、まさに陰と陽が逆転。これまでの集合形式の会議は全てWebでのオンライン会議。社員間のコミュニケーションはチャット、電話、メール。新入社員は入社初日から出社できず、オンラインで研修を受講する日々となりました。
テレワークはオフィスへの移動時間も無いので生産性は上がるようにも見えますが、対面に比べコミュニケーションが疎遠になりがちになるためケアする点は多々あります。
一方で在宅時間が多くなったことで、家族とのコミュニケーションは以前より増えました。運動不足により体重も増えました(笑)。
現在は非常事態宣言は解除されましたが、今回の新型コロナウィルスのパンデミック化は社会や経済のパラダイムシフトを引き起こしました。以前と同じような働き方に戻るということはなく、テレワークでの仕事がスタンダードになりつつあります。今後は働きやすい環境をどう整備するか、ポストコロナの新しい働き方はまだまだ手探りですが、始まっています。
地域に目を向けますと、私自身小学校の娘が1人おり、PTA役員として活動しています。
小学校や地域のイベントは中止や延期となり、PTA活動もまだ始動していない状態が続いてましたが、学校再開とともに少しずつですがオンライン会議も取り入れスタートし始めました。
何もできないということではなく、今だからこそできることは何か。
理性的な思考を基にした言動を実践していけたらと思います。
コロナ禍の「禍(わざわい)」は人為的な努力によって防ぐ事ができるもの。
政府や医療の連携や、日本国民性ならではの自粛でなんとかここまで防ぐ事ができました。
順風な時より、逆風の時こそ人は成長するもの。そうした事をより意識しながら日々を過ごしていきたいと考えております。
これからの地域、社会は私達の創意工夫次第です。
過去は変えられませんが、楽しい未来はこれから描いていくことができます。
地域コンシェルジュの一員として皆様のご協力のもと頑張りたいと思います。
コロナ禍転じて福となす。そんな地域、社会に。よろしくお願いします。
【ご近助コンシェルジュ:山口正孝】