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★今でもあるの?子ども会って。。
土橋子ども会ってどんなことをやっているの?
[ご近助コンシェルジュ 鷺沼・土橋地区担当/西村ルミ、2023年3月10日 記]
宮前区土橋地区には「子ども会」があります。
土橋1丁目~土橋7丁目在住の未就学児~中学3年生までとその親御さんが入会しています。
2023年3月時点で20世帯、49名のご家族が土橋子ども会活動に参加しています。
「子ども会って必要?」「不要?」みたいな議論もあるけれど、ひとまずここは置いておいて。
この記事では「土橋子ども会ってどんなことをやっているの?」をお伝えしていきますね
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土橋子ども会
会員:土橋1丁目~7丁目在住のご家族
2023年3月時点で20世帯、49名
活動拠点:土橋2丁目公園 他
2022年度行事:街路樹清掃(宮前平駅~宮前区役所 月1回)、つちはしキレイプロジェクト(歩道空き缶清掃 月1回)、土橋2丁目公園盆踊り大会ブース出店(7月)、天体観測会(8月)花火大会(8月)
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【写真:土橋子ども会です♪】
コロナ禍で活動が大幅に縮小。でも
2020年はコロナの影響で活動中止、2021年は月1回の街路樹清掃(宮前平駅から宮前区役所)のみの活動となりました。
ですが、2022年からは少しずつ活動も再開。
土橋園芸クラブの「東名川崎インター花壇整備」への参加や土橋2丁目公園盆踊り大会にも参加し、「おもちゃ販売」と「ヨーヨー釣り」ブースを出店しました。
密にならないように予約券を配布し、時間制で楽しんでいただきました。
子ども達がお店屋さんになり、お客さんにザルを渡したり、ヨーヨーを渡したり。
私たちも久しぶりの光景で「やっぱりいいね~」と言っていたものです。
これまで、土橋子ども会では飲食系イベントもありました。
子どもたちもとても盛り上がる、「流しそうめんBBQ大会」や「もちつき大会」も軒並み中止に。
その代わりに新たなイベントを3つ企画しました。
・花火大会
・天体観測会
・つちはしキレイプロジェクト
です。
「つちはしキレイプロジェクト」とは、特定の場所のみの清掃だけではなく、毎回土橋地区いろいろな場所をきれいにしよう企画。
イベントが中止になる中、「屋外で」「密にならない」イベントはないか?と始めました。
子どもたち、意外にも空き缶清掃や街路樹清掃が好きな子が多いのです。
清掃・・・と言っても、どちらかというと交流の時間だったりします。
もちろん街をきれいにするのですが、ゆっくり歩きながら、ママたちは学校や受験などの情報交換の時間だったり、子どもたちは競うようにゴミを拾うゲームだったり。
そんなゆるくて楽しいイベントを企画することができました。
【写真:街路樹清掃ってやりだすとハマります】
「子ども会継続したい」の声と運営方法の改善
コロナの影響で会員数が劇的に減少しました。一時は「子ども会解散案」まで上がりました。
そこで会員全員にアンケートを実施すると、子ども会を継続したい人が半数以上もありました。
・「少しずつイベントも復活するといいですね」
・「これを機に運営を見直してもいいと思います」
・「現代の働き方や家族の過ごし方に合わせた活動だと参加しやすい」
など、たくさんのご意見をいただきました。
これまでの子ども会運営とは、
・「今までがそうだったから」
・「今まではこうやっていたから」
という慣例的な運営方法が多かった。
例えば「会費」。これまでは年会費一人500円集めていました。各丁目の徴収係が家を回って一人一人集めます。日中働いている親御さんにはとても負担のかかる作業でした。
2020年~22年はコロナ禍でイベントも減ったこともあり、会費徴収をしませんでした。
それでも子ども会は問題なく回りました。
町内会からの活動費や街路樹清掃の報奨金、盆踊りで出すブースの売上で運営出来ていることが分かりました。
そこで2023年以降も会費徴収をせず、年会費無料での運営出来ないか?を検討しています。そうすることで、親御さんの負担を減らすことができるからです。
イベント運営についても改革がありました。
それまでの子ども会イベントはとても盛大で盛り上がるものが多かったのです。
・流しそうめんBBQ大会
・盆踊り子ども会ブース(おもちゃ販売・水ヨーヨー)
・秋まつり子ども会ブース(おもちゃ販売・水ヨーヨー)
・もちつき大会・・・
どれも子どもたちがよろこぶイベントばかりですが、その分準備がかなり大変だったのも事実です。
それでも「子どもたちがよろこぶなら・・・」と思ってやってきました。
コロナ禍になりイベントが中止になる中、「イベントが無くなってさみしい気持ちもあるけど、正直、ちょっと楽だよね」という意見もありました。
かく言う私もその一人。
少し子ども会運営に疲れていたのも事実です。
そんな中、ある一人のお母さんが「これなら子どもたちも楽しめるし、そこまで準備も大変そうじゃないかも」と思って企画したのが、花火大会と天体観測会。
会場になる土橋2丁目公園を使用するための近隣へのチラシ配りを手分けして行いました。
当日は各家庭でも持ち寄った手持ち花火でイベントは大盛況。
天体観測会も、地域ボランティアの方にご協力いただき大きな望遠鏡で星空を眺め、こちらもたくさんの会員に喜んでいただきました。
【写真:道路公園センターに許可をとって行いました。】
できる範囲で楽しむ。無理は禁物
子ども会運営に限らず、市民活動や地域ボランティア活動は、その準備や本番前の作業が大変だったりします。
「地域活動の疲弊」は、どの地域でも言われていることです。
まだ専業主婦が多かった時代は、それでも良かったのかもしれません。
地域活動に参加することで、社会参加にもなりますし、時間もあるのでたっぷり準備もできたでしょう。
でも、今は違います。
お母さんお父さんがフルタイムで働き、子ども達も習い事をたくさんやっている。
我が家もそうです。
それであれば、必然的に子ども会に入会するご家庭が減っていくこともうなずけます。
それでも我が家は「何か地元で楽しいことないかな?」という気持ちで子ども会に参加しています。
(そうは言っても、我が息子は中2になり参加しなくなっちゃいました。今では母だけが参加しています(*´з`))
「我が子のため(今となっては地元の子どもたちと自分が楽しむため)に、私が出来ることがあれば、お手伝いしますよ」のスタンスで、ゆる~く活動に参加しています。
もし、共働きでも、たくさん習い事をしていても「なんか地元で楽しいことしたいな~」と思ったら、ぜひ土橋子ども会にいらしてください!
・出来るだけシンプルに。
・だけど、めちゃくちゃ楽しい子ども会
を目指して運営しています。
これからも、土橋子ども会をどうぞよろしくお願いします(^^)/
以上、ご近助コンシェルジュ/土橋子ども会の西村ルミがお伝えしました♪