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★自治会を知ってもらう「犬蔵フェア」
犬蔵フェア
「ご近助コンシェルジュ 犬蔵・南平台・白幡台地区担当/カズ2023年6月20日記」
2023年6月4日梅雨入り前の晴天の日に、美しの森公園にて「犬蔵フェア」が開催された。
来場者数は数えていないため不明だが、用意していた330食のカレーライスが午前中には終了となってしまったことから、少なくとも5~600人以上の来場があったのではないだろうか。
「自治会離れ」を耳にし、自治会の役員選考も一苦労なのが、自治会を取り巻く今日の状況である。そんな状況を打破しようと、犬蔵自治会が独自の取り組みを行った。それが今回の「犬蔵フェア」だ。
自治会活動紹介など盛りだくさん
「犬蔵フェア」は犬蔵自治会の活動内容を紹介するイベントとして開催。会場となった美しの森公園の入り口付近では、自治会の活動内容が書かれたチラシを配布。そのすぐ隣には活動紹介を行うブース。その他には防災機材紹介、青色パトロールカー・御神輿の展示、地震体験車による地震体験、赤十字ボランティアによる三角巾訓練、親子手作り体験、セレサモスの地元野菜販売、同自治会特製カレーライス、ドリンク販売、ペット防災ブース、ヨーヨー&スーパーボールすくい、その他キッチンカーなどなど。カレーライスは無料で振舞われ、そのおいしさもあって、長蛇の列ができていた。そして、宮前区PRキャラクター「宮前兄妹」のメロー&コスミンも登場し、会場を賑わせた。
自治会町内会をとりまく現状
職場で、数人の人たちと住んでいるところの話になったことがあった。戸建てとかマンションとか周りの環境とか、差し障りない話が続いたのだが、そのうちの一人が「自治会・町内会」の話をしだした。「あれって入らなきゃいけないの?」「入る意味がわからないし、たまに何かの当番が回ってくるし・・・」「ずっと前に誰かがやりたくてやった花壇の管理をやらされそうになってもめた」と、加入義務があって、よくわからないけど何かの当番はやらなきゃいけないものみたいな認識をもっている人がほとんどだった。まさに私が長年経験してきたPTAと似ている現状がそこにはあった。
そもそも何なのか?を知り、「お互い様」に助けられることがあるということ、今私たちに必要なことをやっている。そういうことが少しずつ理解されていけば、自治会町内会のようなコミュニティが、この先の未来も続いていくのではないだろうか?と思う。そして、今回の「犬蔵フェア」は、その第一歩となる取り組みになったのではないだろうか。